発音に自信がなくて、英会話を始められない人へ

さむ
さむ

ちじん殿…早速オンライン英会話に挑戦してみたいと思うのだがやっぱりその…拙者発音に自信がなくて…アメリカ人のようにかっこよく話せないのがコンプレックスなのでござるよ

ちじん
ちじん

なんだ、さむ。そんなことで悩んでいるの

さむ
さむ

そんなこととはあんまりでござるよ。前に「発音もサムライで草」と揶揄されて以来自信をもって発音できないでござる。

ちじん
ちじん

そうか。ひどいことを言う人がいるもんだね。わかったよ。発音について僕の考えを伝えるね。これで発音でくよくよ悩む必要がないということが少なくとも頭ではわかるはずだと思う。

さむ
さむ

おぉ!かたじけない!よろしくお頼み申す!

日本人的なアクセントが気になって実践での英会話に参加する勇気が持てない方へ

この記事は日本人的な英語のアクセント(いわゆるサムライイングリッシュ、カタカナ英語、ジャングリッシュと呼ばれるもの)に悩む方に向けた記事です。この記事を読めばアクセントにくよくよ悩む必要がないということが少なくとも理屈ではわかるはずです。
またどうしても気になって、実践での英語学習の妨げになっている人に対しても対策をお伝えします。
英会話を実践しようと思った際に日本人の大半がぶち当たるであろう壁が発音・アクセントですから、
これを機に頭をスッキリさせ、最短での英語学習の障壁となる思い込みを取り除いておきましょう。

結論:全く気にする必要がない。気にしているのは日本人だけ。しかし日本人と英語で話す機会はないので悩むだけ無駄。

結論、日本人的なアクセントについて英会話を実践するにあたっては全く気に悩む必要はありません。相手には日本人だということが伝わるだけでそれ以外の感情は持ちません。理由を詳細に説明していきます。

日本語的なアクセントについて悩む必要がない2つの理由

  1. 第二言語として英語を話している人の方が圧倒的に多い。日本人が唯一英語だと認めるネイティブイングリッシュスピーカーは全体から見れば英語を話す人のうち25%しかいない。
  2. 気にしているには日本人だけ。英語学習の段階でこの日本人の目が発音妨げになっているのは間違いないが、実践では日本人に英語で話す機会はない。

1と2について以下でさらに詳しくみていきましょう。

1-1. ネイティブスピーカーと第二言語話者

まず超激辛でおなじみの英語評論家である日本人が唯一英語を話していると認めるネイティブスピーカー。これは世界中の英語を話す人口が約15億いるのに対して大体4億人程度。つまり25%しかいません。ですからその他の10億人以上は第二言語として英語を話しているということを知っておきましょう。
そしてその10億人以上の人たちは別の言語を母国語としているわけですから、日本人でいうカタカナ英語・サムライイングリッシュのように母国語アクセントに引っ張られまくった英語のアクセントになっています。ヒンドゥー語やタイ語、スペイン語を母国語としている方の英語を聞いた時に、出身がわかる程度に母国語のアクセントを感じたことがある方も少ないのではないでしょうか。

1-2. 母国語アクセントがあっても問題なくネイティブスピーカーと意思疎通できる

肝心なのはそのアクセントのせいで英語でのコミュニケーションが困難になるということはない、ということです。多くの場合、ネイティブスピーカーは文法がある程度合っていれば問題なく理解できると言います。文法がボロボロだったとしても集中して聞けば言いたいことは大体想像できるし、確認しながら会話を進めれば問題なくコミュニケーションは成り立つとの意見が多いです。
これは立場を変えればわかりやすいです。外国の方が自分に日本語で話そうとしてくれている場合、私たちはなんとか相手が言わんとしていることを理解しようと努力して会話が成立させようとします。ただし当たり前ですが話そうとしなければ相手には何も伝わりません。


1-3. 日本人と諸外国の方々、それぞれの英語への認識と違い

これは日本と諸外国での英語の使用頻度に根本の原因がありそうです。日本では基本的に全てのコミュニケーションが日本語で行われ、英語が必要となるシーンはほとんどありませんが、日常生活で英語を高頻度で使用している国も少なくありません。これは母国語が話せない方と共存していることが多く共通言語でないとコミュニケーションが出来ないためです。そういった国では母国語アクセントのある英語を聞きなれているため、自らがその発音で英語を話したとしても違和感がない訳です。
逆に日本ではリスニング音源や、映画で英語を聞く機会が大半であるため、母国語アクセントのある英語に強く違和感を感じてしまうのだと思われます。
多くの世界中の人にとって英語はシンプルにコミュニケーションツールであり必要に駆られて自然と体得していくものであるのに対して、日本人にとっては英語は理屈で必要性を理解して学び、テストで100点を求められるものであるため、発音に関してもお手本通り100点でなければダメなような気になってしまうのです。

2-1. 母国語アクセントを過剰に気にして口数が少ない日本人はどう見える?

上記のように母国語アクセントを気にして英語を話すことを躊躇するというのは日本人特有の感覚で外国人の人には理解できるものではありません。
ですから仮に相手があなたがそれなりに英語の読み書きが出来ると知っていた場合、「英語が出来るのに喋ろうとしないということは自分に関心がないのかな?」「もしくは機嫌が良くないのかな?よくわからない人だ。」となってしまうわけです。これは避けたいですね。母国語アクセントへのコンプレックスは日本人特有の感覚だということは頭に入れておきましょう。

2-2. 自分以外に日本人がいない環境で勉強すればOK

とは言えこれまで説明してきたように日本人の母国語アクセントへのコンプレックスは筋金入りで頭で理解しただけでここから逃れるのは難しいかもしれません。ましてや大半の日本人が同じような感覚を持っているため、その中で一人この感覚に立ち向かうというのはかなり難しいかと思います。


ではどうすればいいのか?答えは非常にシンプルで、自分以外に日本人がいない環境で勉強することです。日本人の母国語アクセントへの過剰なコンプレックスは日本人独特のもので他の人たちは何とも思っていませんから単純に日本人の目がない環境にいけば問題なく英語上達に集中できるはずです。

2-3. オンライン英会話がベスト

この環境に最も適しているという点から僕はオンライン英会話での英語学習をオススメしています。
基本的にオンライン英会話はマンツーマンですから周りの目がありませんし、コンプレックスを気にかけず英語の訓練をするのに最適だと思っています。

「それではいつまで経っても日本人と英語で話せるようにならないじゃないか」ですか?そうですね。日本人とは英語で話せるようになるのは難しいかもしれません。その場合は日本語で喋ってみてはいかがでしょうか。笑


留学も、英語教室も、英語学習サークルも大体日本人がいます。その日本人と直接話すことはなくとも、母国語アクセントに対する私たちのコンプレックスは超強力ですから同じ空間に居合わせるだけで共有され、さらに強くなり私たちを雁字搦めにしてしまうということを覚えておきましょう。

発音を気にかけずどんどん実践で英語を使おう!ただしそれが出来る環境は自分で整えよう!

ネイティブスピーカーのように流暢な英語を話せなくとも全く気にする必要はないので英語をどんどん使ってみるべきで、そのためには環境の整備が必要だということがこの記事のメインメッセージです。
中には発音の問題で相手に伝わらない言葉も出てくると思いますし、英語だと思っていた言葉が和製英語だったりとうまくいかないことが山ほど出てくると思います。でもそれはその時になぜ伝わらなかったのか考える、もしくは聞けば済む話です。何も問題ありません。
少なくとも英語が上手くなってから英語で話してみようという考え方はすぐに捨て去りましょう。
文法にも発音にも自信がなくても、伝えよう・理解しようという誠意が伝わればきっと相手も応えてくれます。

応援メッセージ

勘違いして欲しくないのはネイティブスピーカーのような流暢な英語を諦めた方が良いということが言いたいのではなく、最短で英語を上達するためにまずは英会話に集中すべく雑音を取り除いた方が良いということです。

日本人の英語学習時間は世界的にも短くはありません。にも関わらず日本人は自分が英語を話せる、と思っている人が非常に少ないです。これは圧倒的に英語を使用する実践経験と英語で会話できたという成功体験に乏しいからだと思われます。
余計なことを気にせず、アウトプットの練習に集中できれば日本人は最低限の英語でのコミュニケーションが出来るだけの基礎がある人がほとんどですからそこから英語力はうなぎのぼりに伸びていくはずです。

まとめ

この記事では発音に自信がなくて英会話を始められない皆様へどうしたら英会話を始められるようになるのか解説しました。

日本語的なアクセントについて一切悩む必要がないと結論づけた上で、以下2つの理由について解説しました。

  • 第二言語として英語を話している人の方が圧倒的に多い。ネイティブイングリッシュスピーカーは全体から見れば英語を話す人のうち25%しかいない。
  • 気にしているには日本人だけ。英語学習の段階でこの日本人の目が発音妨げになっているのは間違いないが、実践では日本人に英語で話す機会はない。

つまり日本人は自分たちで作りだした先入観・固定観念に雁字搦めになり、英語習得・上達に苦労しているということです。

そしてここから抜け出すために周りに日本人がいない環境での英語学習が最適であると結論づけ、そのための具体的な手段はオンライン英会話であると考えています。

英語に対する僕たちの先入観・固定観念をしっかりと理解し、少しだけ意識的に英語学習の環境を整えてしまえば実践での英会話に専念できるはずです。

この記事が皆様の背中を少しでも押すことが出来れば幸いです。

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